第8回中国国際輸入博覧会、企業3200社超の出展が確定

人民網日本語版 2025年10月10日16:33

10月5日時点で、第8回中国国際輸入博覧会(以下、「輸入博」)には、110を超える国・地域から3200社以上の企業が出展を確定し、契約済み展示面積は36万平方メートルを超えた。「常連」と「新顔」の出展企業が続々と初公開・初登場の注目製品を予告しており、中国の巨大市場への揺るぎない信頼を示している。人民日報海外版が伝えた。

輸入博の「加速度」を借りて、過去7年間で医療技術企業メドトロニックは30点余りの人気展示品を商品化した。

メドトロニックのグローバル上級副社長兼中国事業責任者・顧宇韶氏は、「輸入博という開放的なプラットフォームを通じて、メドトロニックは『出展者』から『投資者』へと戦略的にアップグレードし、イノベーションの成果が『導入』から『発信』へと飛躍する過程を目の当たりにした」と語った。

製品の展示から、エコシステムの構築へと、ますます多くの外資系企業が、輸入博というプラットフォームを通じて中国の現地企業と提携し、共同イノベーションを進めている。

8大会連続で出展する「皆勤賞」のバイエルは、今年は総面積800平方メートルの2つのブースで26点の注目製品を展示する。今年5月にバイエルが中国で展開した3つ目の再生型農業モデル農場――吉林省梨樹県の「耘遠農場」も初めて輸入博に登場し、「産・学・研・用(産業・大学・研究機関・ユーザー)」の多様なパートナーとともに、生物育種の産業化と再生型農業の協同イノベーションを探る取り組みを展示する。

展示品は次々と刷新され、協力関係も着実に高度化している。第8回輸入博では、イタリアに本拠を置くキエジ・グループが呼吸器の健康、希少疾患、専門治療の三大事業分野を同時に出展し、各分野のパートナーと共に革新的製品の実用化をさらに加速させる予定だ。

キエジ・グループの最高経営責任者(CEO)アン・コンリー氏は、「輸入博は、開放的な交流の重要なプラットフォームであり、多国籍企業が中国との協力を深め、成果を実現するための高速ルートでもある。中国のパートナーと未来を共に創造し、共に分かち合うことを心から楽しみにしている」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年10月10日

注目フォトニュース

関連記事