世界最大規模の単体太陽熱発電プロジェクトが青海で着工
人民網日本語版 2025年10月20日15:03
青海省海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州格爾木(ゴルムド)市で16日、「可勝技術格爾木350メガワット(MW)タワー式太陽熱発電プロジェクト」が着工した。これは、単体規模・集光鏡の面積・蓄熱規模・年間設計発電量のいずれにおいても世界最大のタワー式太陽熱発電プロジェクトの正式な着工を示している。科技日報が伝えた。
このプロジェクトの総投資額は54億3500万元(1元は約21.2円)で、浙江可勝技術股份有限公司が独自に開発したタワー式溶融塩蓄熱太陽熱発電技術、そして「3つのタワーと1つのタービン」設計案を採用しており、14時間の溶融塩蓄熱システムを備え、集光場の総面積は約330万平方メートル。2027年9月末までに全容量での系統連系発電を実現する計画だ。
完成後は、年間約9億6000万キロワット時(kWh)のクリーン電力を生産でき、標準石炭26万3400トンの節約、二酸化炭素72万トンの排出削減に相当すると見込まれている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年10月20日
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