【イラストで読み解く米連邦政府の閉鎖】強烈なコントラスト

人民網日本語版 2025年11月04日16:35

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

米連邦政府の「閉鎖」が1ヶ月を迎えようとする中、米国社会の各方面と国民の日常生活は、この混乱により打撃を受け続けている。

連邦政府職員は「閉鎖」により休暇を強いられ、給与も期日通りに支払われていない。経済的圧迫が増す中、多くの給与未払いの連邦職員が「焦眉の急」をしのぐため、支援施設に並び無料の食料を受け取っている。また、補助的栄養支援プログラム「SNAP」、就学前教育プログラム「ヘッドスタート」、女性・乳幼児・児童向け栄養補助プログラム「WIC」等の社会保障資金も近く尽きようとしている。

連邦政府が予算を理由に膠着状態に陥る中、ホワイトハウスは約2億5千万ドル(1ドルは約154.3円)を投じて豪華な宴会場を建設し、国土安全保障省は大臣や高官のために約1億7200万ドルで高級航空機を購入。米国の政治闘争のツケを払うのは、いつの時代も一般市民だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月4日

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