呼倫貝爾の気温が氷点下40度以下に 内蒙古多くの地域が防寒モードに突入

人民網日本語版 2025年12月05日10:04

12月1日夜から3日にかけて寒気の影響が続いた内蒙古(内モンゴル)自治区の多くの地域の気温は、今シーズン最低を次々と記録している。例えば、2日早朝、呼倫貝爾(フルンボイル)市の気象観測所13ヶ所の気温が氷点下40度を下回り、「極寒」となっている。市民の間では、防寒モードに入り、あったかグッズの人気が高まっている。中国新聞社が伝えた。

2日早朝、呼和浩特(フフホト)市では気温が氷点下16度にまで下がり、街中はひっそりと静まりかえり、普段であれば利用者の多いシェア自転車やシェア電動自転車が道路脇にずらりと並んだままだった。寒波の襲来を受けた市民らは、ソーシャルメディアに、「外に出ると、冷凍室に入ったような気分になる」と書き込んでいる。

呼和浩特の宅配便関係者は取材に対して、「ここ数日、輸送されてくるダウンジャケットが非常に多く、全体の約5分の1を占めている」とした。

呼倫貝爾の市民・趙美麗さんは、電話取材に対して、「海拉爾(ハイラル)や満州里は、各世帯に暖房設備が設置された車庫がある。ここ数日は、肝心な時にトラブルが発生しないように、十分の量の凍結防止液をストックしておくようにしている」とした。

内蒙古気象台によると、寒気の影響は3日から徐々に弱まり、同自治区の西部から東部に向かって気温が少しずつ回復するとしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年12月5日

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