ペットの散歩代行やドローン操縦など、中国の若者の間で「新職業」が人気に

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自由が利くことや趣味を仕事にしたい、自己実現の舞台となるなどが、中国の若者が「新職業」を好む主な理由となっている。多くの若者は、大学卒業後に職業を選ぶ時や、転職する時などに、以前のように「体制内(国家機関・国有企業・事業機関など)」や「IT大手」などにこだわらなくなってきており、新職業に従事するようになっている。
中国がビザ免除措置対象国の範囲を拡大させるにつれて、インバウンド観光市場も目に見えて成長し、新たな職業も生まれている。そして、多くの若者が、外国人旅行客のフリープラン旅行という分野の動向に注目しており、海外から来る観光客に、オーダメイドの旅行プランや特色ある体験サービスを提供する「インバウンド観光プランナー」も誕生している。王孜さんもその一人で、外国人観光客の要望に合わせて、オーダメイドのバードウォッチングコースを計画し、野生動物と出会う旅に案内することを、その主な仕事にしている。
そんな王さんは、「子供のころから小動物が大好きで、動物と関係のある仕事をしたいとずっと思っていた。この仕事は私の趣味にぴったりマッチしている」と話す。
中国政府が重点的に建設を進める「985プロジェクト」の対象大学を卒業した李芸さん(仮名)は、「オンキャンパスリクルーティング」を通して、大手IT企業に就職し、多くの人から羨望の眼差しを向けられていた。しかし、今では、話し相手になったり、一緒にゲームをしたりする仕事に転職した。この仕事は固定の職場も仕事の時間もなく、人気オンラインゲームを一緒にしたり、ストレス解消のための話し相手になったりといったサービスを提供している。価格は、話し相手の場合1時間50元(1元は約22.3円)で、ゲームの相手なら、1ゲームの長さによって柔軟に決めているという。最も忙しい時で、10件以上の仕事が入るといい、月収は最高で約2万元と、なかなかの高収入になっているという。
瀋笑芬さん(29)がスマホを使って、農業ドローンの飛行パラメーターを設置すると、ドローンは指定のコースを飛行して、田んぼに農薬を均一に散布する作業を進めていった。毎年10月になると、田んぼの周りでリモコンを操作している瀋さんは、広州市增城区で第一陣となる資格を保有する女性の農業機械オペレーターだ。
2019年に大学を卒業した瀋さんは、地元に戻り、農業ドローンの操縦者となった。農村は今後発展していくと確信しているのが、地元に戻ることを決意した理由という彼女は、「農村の発展のポテンシャルは非常に大きく、市場も非常に大きい。チャンスを掴み、果敢にチャレンジすれば、ここで自己実現を達成することができる」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年12月26日
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