中国のスーパーが韓国人観光客に人気のスポットに

人民網日本語版 2026年01月12日16:10

中国が韓国を対象にビザ免除措置を実施するようになって以来、上海市静安区のあるスーパーは、韓国のソーシャルメディアで大きな話題となり、周辺の住民にサービスを提供するこのスーパーは、韓国のネット上で人気の上海に行ったら絶対に行っておきたいスポットとなっている。そして、上海のインバウンド観光市場において独特な光景となっている。中国新聞網が伝えた。

店内にある韓国語の表示(画像提供・取材対象者)。

店内にある韓国語の表示(画像提供・取材対象者)。

このスーパーが韓国で人気となったのは、コストパフォーマンスが高いマカダミアナッツがきっかけだ。同スーパーのスタッフによると、ある韓国人観光客が店内で販売しているマカダミアナッツの価格が韓国と比べると半額ほどであることを発見。それを、韓国のポータルサイト・ネイバーでシェアすると、口コミがどんどん広がっていき、その情報を見てスーパーにやって来る韓国人観光客も増えていったという。そして、同スーパーを「免税店の延長線」と見なすようになり、スーツケースを引いてやって来る韓国人がまとめ買いするというのが「日常」になっていった。

今では、このスーパーは、韓国のあるインターネットプラットフォームおすすめの上海の観光ルートにも組み込まれている。スタッフによると、「韓国人観光客に人気となっているのは、白酒(蒸留酒)・江小白の小瓶や果物味のリキュール・果立方、お菓子ブランド『三只松鼠』のマカダミアナッツ、小黄鴨エッグロール、オレオのビスケット、パクチー味のインスタントラーメンなど、中国ならではの特色ある商品に集中している。また、『アイ・ラブ・上海』がテーマのTシャツも予想外の人気で、1ヶ月平均800枚以上売れ、観光客の間で人気の上海旅行記念の商品となっている」とした。

店内の免税対象の「TAX FREE」の表示(画像提供・取材対象者)。

店内の免税対象の「TAX FREE」の表示(画像提供・取材対象者)。

このインバウンド観光の「ボーナス」をがっちりと掴み取るべく、このスーパーは、商品からサービス、決済に至るまで多角的に最適化を進めて、韓国人観光客が「VIP待遇」を楽しむことができるようにしている。例えば、商品の陳列を見ると、韓国人観光客向けのコーナーを設置している。また、店内には案内表示や商品の説明、サービスの案内などを中国語と韓国語の2ヶ国語で表示し、店内放送も中国語と韓国語で行っている。さらに、韓国人観光客専用のレジレーンを設置して、カカオペイや中国銀聯(ユニオンペイ)を使って決済ができるようにしているほか、カカオペイを使うと、300元(1元は約22.6円)につき25元安くなるサービスも実施している。購入するとその場で税金が還付される『即買即退』サービスを利用できる上海初のこのスーパーは、中国銀行と提携して、200元購入すると9%還付されるサービスを打ち出し、利用者の9割が韓国人観光客となっているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年1月12日

注目フォトニュース

関連記事