杭州市初の「AIロボットレストラン」 調理からサービスまでロボットが担当

人民網日本語版 2026年01月19日10:08

浙江省杭州市西湖区三墩鎮で1月13日、「二十四節気AIロボットレストラン」が試験営業をスタートした。このレストランは、杭州市で初めての人工知能(AI)搭載ロボットが働くレストランで、店内は2階建てになっており、調理からサービスまで全てロボットが連携プレーで完成させる。

店内に一歩足を踏み入れると、漂うテクノロジー感に圧倒される。麺調理ロボットはアームを動かして、注文された麺を正確につかみ取り、ゆであげ、お椀に入れていく。コーヒーロボットはカップを持ち上げ、抽出口からコーヒーを受け、ミルクや砂糖を加えるという一連の動作をスムーズにこなす。店内は非常ににぎやかで、床掃除ロボットや料理を運ぶロボットが人々の間を動き回り、ロボットたちが連携してレストランを「運営」している。

レストランの責任者の蔡海棠さんは、「ロボットは全部で8台。オーダーを取り、調理し、料理を運び、片付けなどまで一連のプロセスをこなすことができ、レストランの業務全体のうち6割以上をカバーしている。当店では現在、人間のスタッフは会計担当と仕込み担当の5人しか雇っていない」と話した。

レストランを経営する上で、最も重要なのは料理の味だ。炒め調理ロボットを見てみると、油と青菜、シイタケ、醤油、オイスターソースといった食材や調味料を次々とIH調理器に入れていき、ロボットアームが鍋をしっかりコントロールして炒め上げ、あっという間においしそうな香りが漂ってくる。蔡さんは、「ロボットには100種類のメニュー情報がインプットされており、プロの調理人の動作データも事前に収集している。AIアルゴリズムに基づいて1000回以上のテストを繰り返し、正確に火加減をコントロールできるようになっている」と説明した。

「お待たせしました!」と料理を運ぶロボットができあがった料理をテーブルまで運んできた。三墩鎮に住む李沢鑫さんは青菜とシイタケの炒め物を一口食べると、「なかなか美味しいよ。ちゃんと鍋で炒めた感じがある。シェフレベルの味だ」と高く評価した。

8台のロボットはほとんどが杭州市で製造されたという。このレストランは西湖区のイノベーションシーンの一例として、人々に便利でリーズナブルな食事の機会を提供すると同時に、地元のAIロボット産業に「実践の舞台」も提供している。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年1月19日

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