陽明文化の足跡をたどり、国境を越えた共鳴を 貴州見学訪問イベント

人民網日本語版 2026年02月09日16:42

貴州省党委員会宣伝部は今月初旬、貴州見学訪問イベントを実施し、韓国やベトナム、タイ、マレーシアなどのメディア代表、ネットブロガー、文化観光業界関係者が陽明洞や王陽明記念館を訪れ、没入型の体験を通じて陽明文化を体感した。

デジタル技術により王陽明と「記念撮影」する外国からの参加者(撮影・龍章楡)。

デジタル技術により王陽明と「記念撮影」する外国からの参加者(撮影・龍章楡)。

陽明文化は、明代の思想家・王陽明による「知行合一」や「致良知」などを核心とする思想体系であり、中華の優れた伝統文化の一つだ。明の正徳3年(1508年)、王陽明は貴州の龍場(現在の修文県)に左遷された。彼は絶望的な状況の中で、陽明心学の理論を悟った。これにより、貴州は陽明心学の発祥の地となった。

その後、陽明文化は文人や学者の足跡とともに東アジアや東南アジア各国へと広まり、地域文明の交流を後押しする重要な精神的紐帯となった。今日もなお、韓国、日本、東南アジアなどで深い影響力を持っている。

その場に身を置くことは、文化を最もはっきりと感じる方法だ。中国陽明文化園内に入るとすぐ、韓国放送公社(KBS)の李承埈さんは「知行合一」の文字が刻まれた茶筒を購入した。かつて中国に留学し、東洋哲学を専攻した李さんは、陽明心学を踏み込んで研究しており、今回初めて龍場悟道の地を訪れた。

「実際に来てこそ、理解はより深まる」とし、陽明洞の摩崖石刻の間を歩き、悟道の発祥地に身を置いた李さんは、実際にその地を訪れたことで、抽象的な哲学思想がより具体的に感じられたとし、より深く陽明心学の精神的核心を理解し、文化の深層的意味を読み解くことができたと語った。

文化の鼓動に触れることで、文明の共鳴を感じることもできる。

修文県で陽明文化について学び、交流する外国からの参加者(撮影・陽茜)。

修文県で陽明文化について学び、交流する外国からの参加者(撮影・陽茜)。

文化クリエイティブマーケットを巡り、龍岡書院を訪れた韓国日報の李恵美さんは、陽明文化の「共通性」をより深く感じたという。「韓国では皆が陽明文化を知っており、『知行合一』という処世の理念も理解している。今日、陽明心学の源流を訪れ、多くの共鳴を見出した」とした李さんは、文化探訪によって自身が東洋文化の温もりを一層感じただけでなく、文化的共鳴によって各国の人々の心をより近づけ、民間の友好の礎をしっかりと築くことができるとした。

修文県で陽明文化について学び、交流する外国からの参加者(撮影・陽茜)。

修文県で陽明文化について学び、交流する外国からの参加者(撮影・陽茜)。

文化的共鳴は「民心の通じ合い」の架け橋であり、革新的な表現は文化伝播の新たなエンジンとなる。

王陽明記念館は1月13日に正式に開館した。新館では革新的な展示方法を採用し、空間レイアウトを最適化するとともに、「デジタル化+シーン化」を融合させたモデルを採用した。「体感空間」や「王陽明デジタルヒューマン」など「文化+観光+テクノロジー」の融合モデルに、マレーシアのブロガーである黄軍権さんは強い関心を示していた。そして、「デジタル技術と没入型の展示により、文化が立体的で生き生きとしたものになっている。テクノロジーで文化伝播に活力を吹き込み、アートで歴史的場面を再現し、文化的蓄積を没入型の文化観光体験へと転換させるこのモデルは、文化観光開発にとって貴重な参考となる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年2月9日

注目フォトニュース

関連記事