南華大学発のバイオニック蝶 全国大学生機械イノベーション・デザインコンテストで一等賞

本体の重さがわずか18.4グラムのバイオニック蝶が、哈爾浜(ハルビン)工業大学(黒竜江省)の競技会場から軽やかに空へと舞い上がり、優美な飛行の軌跡を描き出すと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。中国新聞網が伝えた。
南華大学(湖南省)のチームが開発したこの高性能バイオニック蝶型羽ばたき機は、このほど行われた第12回全国大学生機械イノベーション・デザインコンテストの全国総合決勝戦に出場し、全国707大学の数千点の作品の中で際立った評価を受け、見事一等賞を受賞した。
今回のコンテストは「機敏さ・スマート、素晴らしい生活」をテーマに、特定水産物の一次加工機械、葉物野菜の洗浄・包装一体化機械、高性能バイオニック機械の3部門が設置された。

同チームメンバーの林堉鑫さんは、「機械構造で蝶の羽ばたきを模倣するのは、想像以上に大変だった。コンテストのルールでは、バイオニック蝶のサイズは静止時・飛行時ともに、いかなる方向の寸法も400ミリメートル以下に収めなければならず、空間が極限まで制限された結果、機械構造の干渉と重量バランスが成否を決する重要な課題になった」と振り返った。
作業室の机には廃棄された羽や部品が徐々に山積みになっていった。重すぎてモーターベルトが動かなかった羽もあれば、強度が足りなくて数回羽ばたいただけで変形したり折れてしまったりした羽もあった。室内ではうまく飛んでも、屋外で風が吹くとバランスを崩してしまう羽もあった。製作、組み立て、テスト飛行、墜落、修正、再挑戦、これがチームの日常だった。
数ヶ月にわたって改良をくり返した後、同チームはついに従来の羽ばたき機が抱える振動、重さ、飛行姿勢の単調さといった課題を克服した。完成したバイオニック蝶は、独自の可変半径スロット付きてこクランク機構を採用し、デュアルモーター駆動により2種類の飛行モードを切り替えることができる。4自由度の劣駆動構造を採用し、4枚の羽が同期して安定して動作することを保証した。機体はカーボンファイバー製の骨格に超薄型PET製の羽が採用され、本体の重さはわずか18.4グラムながら、静止状態からの離陸や柔軟な方向転換といった高度なバイオニック飛行を実現している。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月28日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








