土石流の被災地・西蔵自治区吉隆県に多方面からの支援集まる

人民網日本語版 2026年08月31日15:58

北京時間8月26日午前10時52分ごろ、ネパールのランタン・リルン山の標高約5200メートル地点の氷河が崩れ落ち、標高約4000メートルに向かって高速で落下し、谷沿いに流れ落ちながら、岩などを巻き込み、大規模な土石流となり、約22キロ進んで標高約1800メートル地点にあった西蔵自治区日喀則(シガツェ)市吉隆(キドン)県の吉隆国境検問所を直撃した。そして、その周辺約0.7平方キロ以内にある建物27棟と関連の付属施設も飲み込まれ、完全に姿を消してしまった。

危険を顧みず、被災地に赴き、捜索を行う中国の救助隊員

災害発生後、各地域・組織は要請に応じて、ただちに行動を起こし、被災地に駆けつけ、捜索・救助活動を展開した。

被害が最も深刻なエリアの道路は寸断され、大量の土砂やがれきに阻まれていたため、車両での通行は不可能。また、足元も危険な状況で、ぬかるみや落石のリスクが常に付きまとい、大型の重機も現場にたどり着くことができなかった。

そんな中、土砂やがれきに覆われた被災地に28日、赤い中国共産党の党旗が立てられた。

西蔵軍区日喀則軍分区の党員先鋒隊が大型重機を使って、道路の復旧工事を行い、100メートル、500メートル、800メートルと、吉隆国境検問所に向かって進んでいった。

8月29日午前9時半には、中国救援隊四川消防救援総隊の陸地捜索・救助隊が被害が最も深刻なエリアで捜索を展開した。

多方面からの支援、互いに支え合う人々

災害発生後、各地域・組織が直ちに第一線に駆けつけ、各種支援物資も次々と吉隆鎮に集まっている。

多くのボランティアチームの中には、支援物資を積んで同自治区定日(ティンリ)県から駆け付けた車両があった。2025年に地震に見舞われた定日県は、当時支援を受けた時の感謝を心に刻み込んでおり、今回はすぐに吉隆鎮を支援するために行動を起こした。同県の応急管理局の責任者は、「自分たちが困難に直面した際、各方面からの支援がどれほど温かい気持ちにしてくれるかを自ら体験したので、今回は吉隆を支援し、励ますためにすぐに行動した」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年8月31日

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