高齢者たちが編んだPPバンドのバッグが若者たちのデザインで人気商品に様変わり

人民網日本語版 2026年09月07日15:12

浙江省紹興市越城区北海街道(エリア)西湖コミュニティには、暇な時間を活用しPPバンドを編んでバッグを作っている80-90歳の高齢者たちがいる。PPバンドのバッグは現地で受け継がれてきた民間工芸品でもある。

高齢者がPPバンドのバッグを1つ作るには約6時間を要するが、その価格はわずか6元(1元は約23.2円)ほどで、しかもなかなか売れず、在庫が山積みになっていた。しかし、現地のコミュニティが「共富工坊」を立ち上げ、地元の複数の高等教育機関と協力し、高齢者と若者が協力するスタイルを打ち出し、高齢者の「スキル」と若者の「デザイン」をコラボレーションさせたことで、状況が一変した。

今では、PPバンドのバッグが、約60元という価格でも需要に追いつかない状況になっている。若者たちは新たにデザインしなおし、パターン設計を最適化し、紹興市の文化の象徴となる模様を取り入れるなどして、さまざまな新商品を打ち出している。親しみやすさを感じさせる伝統の工芸品に、今の若者のセンスとニーズを組み合わせたことが功を奏した。

「高齢者の手作りバッグ」であることには変わりはないものの、デザインや販売スタイルを変えたことで、産業チェーンでも変化が生じた。

利益分配メカニズムが立ち上げられ、ワークショップの運営も公開して透明性を高め、収益の80%がバッグを編んだ高齢者に直接渡され、その収入を増やしている。残りの20%はコミュニティの基金として計上され、コミュニティに住む困難を抱えた住民を支援するために使われている。

PPバンドのバッグが民間工芸品に新たな命が吹き込み、高齢者たちの老後に輝きをもたらし、そして人々の優しさもしっかりと包み込んでいる。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年9月7日

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