宇宙菜園に新たな作物 「天宮教室」は情報満載

人民網日本語版 2026年09月10日15:04

宇宙菜園では新たにどんな作物が収穫されたのか。宇宙キッチンでは、どんな料理を作れるのか。中央テレビニュースアプリが伝えた。

9月9日午前、「天宮教室・香港・澳門(マカオ)特別授業」が始まり、有人宇宙船「神舟23号」の乗組員である朱楊柱宇宙飛行士、張志遠宇宙飛行士、黎家盈宇宙飛行士が宇宙授業の講師を務め、香港・澳門の児童たちに生き生きとした宇宙授業を行った。

授業では、黎飛行士が、種類が豊富で栄養バランスの取れた宇宙飛行士向けの食事メニューを紹介した。宇宙ステーションには熱風オーブンが備えられており、密閉空間における調理時の油煙浄化という難題を解決しただけでなく、加熱温度を190℃まで引き上げることも可能となった。宇宙飛行士は自分たちで手羽先やカボチャ、ケーキなどの料理を焼くことができるようになった。

サツマイモ、ミント……宇宙菜園に新たな作物が加わった。野菜が成熟すると、宇宙飛行士は根を残す「再生栽培(リボベジ)」方式で収穫する。これにより、1株のレタスで継続的に収穫できるようになる。菜園を丹念に手入れすることで、宇宙飛行士たちは宇宙ステーションで「野菜を自由に食べられる」環境を実現している。

再生水は宇宙ステーションで最も重要な再生産物の一つであり、さまざまな水源から得られる。これには凝縮水や尿などが含まれる。再生水は宇宙飛行士の軌道上での生命維持に必要な酸素や日常の飲料水を供給している。宇宙ステーションで採取された尿は、サブシステムで低圧蒸留処理を行うことで尿蒸留水となる。その後、水処理サブシステムによる高度な浄化処理を経ることで、飲料水の基準を満たすことができる。朱飛行士は授業で、「現在、宇宙ステーションの再生水回収率はすでに国際的な先進水準に達している」と説明した。

中国香港の宇宙飛行士である黎氏はまた、宇宙ステーションに搭載された香港初のペイロード「天韻カメラ」を船外に搬出した際の経験について説明した。天韻カメラは、世界初の小型・軽量型二酸化炭素・メタン同時検出器であり、高度400キロメートルの軌道上から世界各地の温室効果ガス排出源を正確に特定し、排出量を定量化することができるため、「宇宙の慧眼」とも呼ばれている。現在、カメラは船外で順調に稼働している。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年9月10日

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