「グレーターBRICS協力」の質の高い発展の新局面を切り開く
インドのモディ首相の招待を受け、習近平国家主席は9月12日から13日にかけて、同国の首都ニューデリーで開催される第18回BRICS首脳会議に出席する。BRICS協力メカニズムは今日の世界において、最も重要な新興国及び発展途上国の団結と協力の場となっている。このメカニズムの揺るぎない支持者かつ参加者である中国は、「グレーターBRICS協力」の質の高い発展の推進を主張。この主張に、国際社会は大きな期待を寄せている。より強固な基盤、充足した原動力、大きな影響力を持つ「グレーターBRICS」は、世界平和の維持、共通発展の促進、グローバル・ガバナンスの改善に、より大きな役割を果たすことになる。(人民日報コラム「和音」掲載)
今回の首脳会議は、BRICS協力メカニズムの発足20周年という節目に当たる。この20年間で、BRICS協力メカニズムは当初の新興国による対話の場から、四大陸にまたがり、政治・安全保障、経済・貿易・金融、人的・文化的交流などの分野を網羅する重要な多国間メカニズムへと発展した。BRICSファミリーは絶えず拡大し、協力の道はますます広がり、世界の平和を守り、発展を促進し、正義を守る中核的な力となりつつある。この歩みを振り返ると、中国の知恵と力が一貫して貫かれている。2014年には、開放、包摂、協力、ウィンウィンを柱とするBRICS精神の構築を提唱。2017年の厦門(アモイ)会議では、「BRICSプラス」協力モデルを先駆的に打ち出し、さらにBRICSの歴史的な加盟国拡大を推進。そして2024年には、「グレーターBRICS協力の質の高い発展」という理念と「五大BRICS」構想を提唱した。習主席はこうした重要な理念と措置を打ち出し、BRICSメカニズムの発展・拡大の方向性を明確にするとともに、BRICSがグローバル・サウス諸国の団結と協力を促進する主要なルートとなり、グローバル・ガバナンスの変革を推進する先駆的な力となるよう導いてきた。
現在、世界は百年間なかった変化が加速し、地域紛争が長期化し、覇権主義、一国主義、保護主義が猛威を振るっている。「鉄を打つにはまず自らを鍛えなければならない」と言われるように、BRICS諸国の協力が緊密になればなるほど、外部からのリスクや試練に対処する自信と力は増し、取れる方策も増え、効果も高まる。「グレーターBRICS協力」のメカニズムの発展・強化により、発展途上国の共通利益をよりしっかりと代表し、守ることができる。中国はBRICSとの実務協力の深化に尽力している。質の高い「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の推進、新開発銀行の運営・発展への支援、中国・BRICS人工知能(AI)発展・協力センターの設立、中国・BRICS新たな質の生産力研究センターの設立、BRICS新産業革命パートナーシップイノベーション拠点の建設の着実な推進、AIのリスクへの厳重な防備、新興分野のガバナンスの整備。こうした一連の実務的な措置が「グレーターBRICS協力」の深化と着実化を力強く推進している。
BRICSの活力は平等互恵にあり、BRICSの力は団結と相互扶助にある。新たな歴史の出発点に立ち、中国はBRICS各国と共に、BRICSの真価を磨き上げ、その力を示し、「グレーターBRICS協力」の質の高い発展の新局面を絶えず切り開き、より多くのグローバル・サウス諸国と手を携えて人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年9月11日
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