科学的素養を備えた中国国民の割合、2025年には16.74%に

人民網日本語版 2026年09月15日13:28

中国独自の国民科学的素養評価システムに基づき、中国科学技術協会が実施した第15回全国調査で、2025年に科学的素養を備えた中国国民の割合が16.74%に達したことが9月14日、中国科学技術協会への取材で分かった。これは「全民科学素質行動規画綱要(2021~35年)」が定めた25年までに15%を超えるという発展目標を、1年以上前倒しで達成したことを示している。中国新聞網が伝えた。

この調査によると、「第14次五カ年計画(2021~25年)」期間中、科学的素養を備えた中国国民の割合は持続的かつ加速的な増加傾向を示し、年間の増加幅はそれぞれ1.19ポイント、1.21ポイント、1.23ポイント、1.37ポイントだった。科学教育の勢いが絶えず蓄積され、国民の科学的素養がより高い水準へと向上するための強固な基盤が築かれた。

第15回全国調査では、都市・農村、地域、性別についてモニタリング・評価を実施した結果、各地域・各層の人々の科学的素養の発展に見られた不均衡が大幅に改善され、科学的素養の発展の質が持続的に向上していることが分かった。

このうち、都市住民と農村住民で科学的素養を備えた人の割合は、それぞれ19.36%、12.02%に達し、都市と農村の格差は2年連続で縮小した。

東部、中部、西部地域で科学的素養を備えた人の割合は、それぞれ18.88%、15.76%、14.28%となり、地域間の格差は3年連続で縮小した。

性別で見ると、男性と女性で科学的素養を備えた人の割合は、それぞれ18.03%、15.44%となり、男女間の格差は4年連続で縮小した。

さらに、段階別評価を行ったところ、中国国民の科学的素養の階層構造は一段と最適化されていることが分かった。

中国の18~69歳の国民のうち、科学的素養を基本的に備えている人の割合は49.02%に達し、半数近くとなった。科学的素養を備えた人の割合は16.74%に達し、高度な科学的素養を備えた人の割合は2.50%まで上昇した。

このうち、特に注目されるのは、これまでの弱点だった農民と高齢者層だ。科学的素養を備えた人の割合は、それぞれ10.42%、6.45%に達し、年間の純増加幅は2.33ポイント、1.71ポイントとなった。

調査データはまた、中国国民の科学技術イノベーションに対する支持度が顕著に高まったことを示している。25年、「科学技術イノベーションに対する国民の理解と支持は、科学技術強国の建設の基礎だ」とする意見に賛成した国民の割合は85.4%まで上昇し、20年比3ポイント近く高くなった。

人工知能(AI)は現在、最も注目を集めている分野の一つだ。調査データによると、中国国民のAIに対する受容度はさらに高まり、より積極的な姿勢を示している。73.2%の国民が生活の中でAI技術をより多く導入することに賛成し、82.3%の国民が中国のAIの発展に自信を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年9月15日

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