動態展示で生き生き伝承 無形文化遺産が集まる江蘇省南京市民俗博物館

人民網日本語版 2024年04月24日15:26
動態展示で生き生き伝承 無形文化遺産が集まる江蘇省南京市民俗博物館
南京市民俗博物館(南京市無形文化遺産館)に展示された南京の無形文化遺産であるベルベット生地で作った花や鳥などの工芸品「絨花」の作品(撮影・国璇)。

江蘇省南京市の無形文化遺産と民俗を保存・研究・展示・伝承する南京市民俗博物館(南京市無形文化遺産館)では、無形文化遺産の総合展示と動態展示を通じて、伝承者の工房という独自のスタイルによって、展示・実演・相互交流が一体となった没入型の体験を来場者に提供している。館内には市レベル以上の認定を受けた無形文化遺産277種類が展示され、南京切り紙、南京雲錦(錦織)、秦淮灯彩(提灯)、絨花(ベルベット生地で作った花や鳥などの工芸品)などの無形文化遺産の各級伝承者の工房が22ヶ所設置され、南京の特色ある無形文化遺産と民俗文化がどのように伝承されてきたのか、伝承のストーリーを興味深く伝えている。訪れた大勢の市民や観光客は無形文化遺産の優れた技術や作品の数々を鑑賞すると同時に、伝承者の磨き抜かれた技術を足を止めて間近で眺めることができる。中国新聞網が伝えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年4月24日

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