3日午後4時30分、雲南省昭通市魯甸県でマグニチュード(M)6.5の地震が発生した。地震発生後、成都軍区昆明総病院は緊急支援を開始し、魯甸県第3小学校に救援野戦病院を開設した。
雲南省政府緊急対応弁公室によると、4日午後2時までに地震により昭通市魯甸県、巧家県、昭陽区、曲靖市会沢県で108万8400人が被災し、398人が死亡した(魯甸県が319人、巧家県が66人、昭陽区が1人、会沢県が12人)。3人が行方不明で(巧家県が3人)、1801人が負傷し、22万9700人が緊急避難した。
雲南省昭通市魯甸県で地震が発生したことを受けて、各国から見舞いのメッセージが寄せられている。
雲南省昭通市魯甸県で3日午後4時半、マグニチュード6.5の地震が発生した。党中央と国務院は事態を大変重く見て、直ちに習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)と国務院の李克強総理が重要指示を出した。
李克強総理は4日午後、雲南省魯甸県の地震の震源地である竜頭山鎮で被災状況を視察し、救援活動を指揮し、また救援活動における問題を解決ために、現場で調整会を開いた。
李克強総理は、炎天下の中、崩れたレンガの破片や泥にまみれた小道を5キロ以上歩き、雲南魯甸地震で最も大きな被害を受けた竜頭山鎮竜泉村を訪問した。同日、李総理は被災地の状況を視察したほか、被災者や救急隊員を慰問し、救済の指揮を執った。
雲南省地震局によると、同省昭通市魯甸(ろでん)県で3日午後4時30分10秒に発生したマグニチュード(M)6.5の地震は、震度が強く、震源の深さも12キロメートルと浅く、さらに被災地は人口が密集し、家屋の耐震性が低かったため、深刻な損失が出ていると見られている。中国新聞網が報じた。