マレーシア側は11日、クアラルンプール空港近くのホテルで記者会見を開き、消息を絶ったマレーシア航空機に偽造パスポートで乗り込んだ人物の写真を公開した。世界各地のメディア記者が連日、消息を絶ったマレーシア航空機の事件に注目している。新華社が伝えた。
マレーシア航空機が消息を絶ってから4日目の11日、依然消息はつかめていない。中国が派遣した捜索救助チームのうち、船舶7隻、ヘリ3機がすでに消息を絶った海域に到着した。
50時間以上、1000カイリ以上の高速での航行を経て11日午前9時20分、中国海軍の揚陸艦「井岡山」はタイ湾に位置するマレーシア航空機が消息を絶ったと見られる海域に到着し、それ以前に到着していたミサイルフリゲート艦「綿陽」と共に捜索活動にあたった。9時40分、「井岡山」は赤い救命胴衣のようなものを発見し、速やかにゴムボートを出して回収した。中国海軍網が伝えた。(編集YH)
マレーシア航空のMH370便が消息を絶ってから4日目となる11日、各国の捜索活動が現地で急ピッチで進められている。同日午前、ベトナム軍は軍用機を2機相次いで派遣し、トーチュ島附近の海域で引き続き捜索を行う。新華社が伝えた。(編集YH)
中国海軍の井岡山艦は11日、タイ湾南部のマレーシア航空機が消息を絶ったと見られる海域に到着し、ヘリコプターと艦艇の双方から速やかに捜索活動を開始した。2時間以上にわたる空中からの第1次捜索では1千平方キロメートル以上の海域をカバーしたが、手がかりは発見できなかった。捜索は現在も続いている。新華網が伝えた。(編集YH)
外交部(外務省)の秦剛報道官は11日の定例記者会見で、消息不明となっているマレーシア航空機の捜索救難活動および後続作業の進展について次のように説明した。
マレーシアに留学している中国人同窓会のメンバーが10日、マレーシア国立大学で「手と手をつなぎ、心と心を結び、マレーシア航空MH370便のために祈る」というイベントを行った。学生代表や来賓30人以上が横断幕に祈りの言葉を書き込み、ロウソクに火を灯して祈った。新華社が伝えた。(編集YH)
交通運輸部(省)に所属する捜索・救助船「南海救115」は10日夜8時、マレーシア航空機が消息を絶ったと見られる海域に到着し、夜間も捜索活動を行った。「海巡31」、「南海救101」も11日夕方には到着する見とおしだ。
中国海軍の水陸両用艦「井岡山」が11日午前9時20分、マレーシア航空機が消息を断った海域に 到着した。先に到着していた海軍ミサイル防衛艦「綿陽」とともに海上編隊を構成し、行方不明機の捜索活動を展開する。
北京市政府、外交部(外務省)、交通運輸部(省)、中国民用航空局は10日夜、共同記者会見を実施し、マレーシア航空機行方不明事件に関する最新情報を発表した。