対外投資とリスクに関する青書「中国対外直接投資・国家リスク報告(2017年)——『一帯一路』:海外建設の新版図」が10日北京で発表された。国内初の「一帯一路」(the belt and road)における中国企業の海外投資およびリスクに焦点を当てた青書であり、中債資信評估有限責任公司と中国社会科学院世界経済・政治研究所が共同で作成した。
「一帯一路」(the belt and road)戦略が深いレベルで推進されるのにともない、「一帯一路」に進出する企業もますます増え、対外投資規模も絶えず拡大している。2016年には「一帯一路」沿線諸国への累計直接投資は前年比29.3%増加を達成した。
「天然ゴムから作られたラテックス枕が、原料ゴムの購入価格を180~200タイバーツ(1タイバーツは約3.2円)に引き上げた。元々の価格の3~4倍で、ゴム栽培農家には非常にプラスになった」。
阿里巴巴(アリババ)グループ傘下の阿里研究院は先ごろ、ニューメディア・DT財経と共同で、「オンラインシルクロードビッグデータ報告」を発表した。中国が「一帯一路(the belt and road)」構想を打ち出して以降、経済ビッグデータを通してオンラインシルクロードの全体図を描写した報告はこれが初となる。