英国の有名なカメラマン、Tim Flach氏が7年を費やした動物のポートレート写真集「超人類」(More than Human)が2012年9月に発売された。写真集には動物と人類の間の密接な関連を表す多くの写真が収められている。環球網が伝えた。
これら写真の動物たちは自然な表情で、高い精神性が感じられる。彼らの表情や眼差しを見ると、人間が演じているのではないかと疑いたくなる。動物は人類ではないが、豊かな感情や相当の知力を備えているのだ。Flach氏がこうした独特の写真を撮影できるのも、長期間にわたる研究や観察の成果である。またFlach氏は、違う種類の動物は温度や光、音、人間の痕跡に対して違う反応を示すことも発見している。例えば音楽は一部の動物を楽しませるが、同時に別の動物には恐怖を感じさせるのである。
また意外にも、可愛いとはいえない一部の動物も、緻密な撮影による写真で人間の親しみを呼び起こしている。動物たちに独特の撮影環境を提供するためにFlach氏は様々な工夫を凝らしたが、その成果が作品に反映されていると言える。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月20日
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