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カズオ・イシグロがノーベル文学賞受賞 杭州ではほぼ売り切れに

石黑一雄获诺贝尔文学奖 书籍库存在杭州几乎卖光

人民網日本語版 2017年10月10日13:24

相较于村上春树、东野圭吾等日本作家,石黑一雄在中国的知名度并不算特别高。不过,村上对他的评价一直很高:“至今为止,我阅读石黑的作品时,从来不曾失望过。”他甚至说,“近半世纪的书,我最喜欢的是《别让我走》。”

村上春樹や東野圭吾と比べると、カズオ・イシグロの中国での知名度は決して高くない。しかし、村上春樹のカズオ・イシグロに対する評価は非常に高く、「これまでに、カズオ・イシグロの作品を読んで、がっかりしたことは一度もない。ここ半世紀の作品で、私が一番好きなのは『わたしを離さないで』だ」と語っている。

大家相对熟悉的是他在1989年荣获布克奖的小说《长日将尽》,曾在1993年被改编为电影《告别有情天》,并获得电影奥斯卡金像奖8项提名。

カズオ・イシグロの作品で最も有名なのはイギリスの文学賞・ブッカー賞を受賞した「日の名残り」(1989年)かもしれない。同作品は93年に映画化され、アカデミー賞では、8部門にノミネートされた。

根据诺贝尔奖官方网站提供的资料,石黑一雄著有8部小说。目前8部作品的中文版权都在上海译文出版社手中。5日,记者向杭州各家书店打听了一圈,石黑一雄作品的销售情况,一直以来算是“不温不火”。

ノーベル賞の公式サイトを見ると、カズオ・イシグロの小説は8作品ある。それら全ての中国語版出版権は上海訳文出版社が持っている。5日、浙江省杭州市にある複数の本屋を取材すると、カズオ・イシグロの作品の売れ行きは「ボチボチ」の状態がずっと続いていたという。

5日,诺奖刚刚公布15分钟,就有人走进杭州晓风书屋体育场路店,买走了石黑一雄所有的书。 “每部作品一本,带走了一套。”晓风书屋老板姜爱军说。

しかし5日、カズオ・イシグロがノーベル賞文学賞を受賞したことが発表されてから15分の間に、杭州暁風書屋(体育場路店)で、カズオ・イシグロの作品全てを買った客がいた。同書店の店長・姜愛軍さんによると、その客は「各作品1冊ずつ買った」という。

“我自己比较喜欢石黑一雄的书,是我们店里的常备书之一,每部作品都备了几十本。”姜爱军说,“刚才还有几个老读者打电话来说帮忙留一下,所以剩下零售的库存已经不多了。”

そして、「私はカズオ・イシグロが好き。当店にもその作品を常備しており、各作品数十冊在庫がある」と話したものの、「さっき、常連客数人から、取り置きしておいてほしいと電話があったので、残っている在庫は少なくなった」という。

5日晚7点多,新华书店杭州解放路店的工作人员查了下库存,石黑一雄的书大部分都卖光了。工作人员表示,石黑一雄的书以前并不热门,虽然译著不少,但销售一直平淡。接下来,书店会及时做好备货。

同日夜7時過ぎ、新華書店(杭州解放路店)のスタッフが在庫を調べたところ、カズオ・イシグロの作品はほとんど売り切れていたという。スタッフによると、カズオ・イシグロの作品はこれまではあまり人気がなく、中国語版もたくさんあるもののそれほど売れていなかった。しかし、今後は、すぐに仕入れを行い、在庫を確保するという。

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