李克強総理は15日に北京の人民大会堂で行われた「2020年全国大衆による起業・イノベーション活動ウィーク」開幕式で重要談話を発表し、活動ウィークの開幕を宣言した。新華社が伝えた。
李総理は「現在中国の発展は複雑で厳しい環境に直面すると同時に、強大な強靭性と潜在力を備えている。発展への自信を揺るぎないものにし、困難と試練を正視し、確固として揺るぎなく発展という第一の重要任務に力を入れ、改革を推進し、開放を拡大し、発展の推進力を強化し、『6つの安定』にしっかりと取り組み、『6つの保障』という任務を実行に移し、質の高い発展を推進し、国内の大循環を主体とし、国内と国際の2つ循環が相互に促進する新たな発展構造を構築する必要がある。次の段階においては経済の安定・回復・成長という趨勢を揺るぎないものにし、年間でプラス成長を実現し、何億もの市場主体の保障を確保したうえで、彼らがさらに活気に溢れるようにする必要がある。そうしてこそ成長は支えを得る。この方面において、大衆による起業・イノベーションは独特かつ重要な作用を果たせる。大規模な救済政策をしっかりと実行に移し、中小零細企業、自営業者、及び大衆による起業・イノベーションの主体への支援を強化する必要がある。大企業は優位性を発揮して、大衆による起業・イノベーションのためのプラットフォームを構築し、中小零細企業や創客(「メイカー」。アイデアを現実に変える人)とイノベーションで提携し、大衆による起業・イノベーションの質と効率を高める必要がある。『放管服改革』(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)』を深め、市場化・法治化・最適化されたビジネス環境を築き、開放の水準を高め続け、中国企業と外資系企業を平等に扱い、中国が常に世界の起業とイノベーションの肥沃な大地であるようにする必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月16日