商務部「外資参入ネガティブリストの合理的削減を検討・推進へ」

 2023年08月15日13:36

国務院は14日に行った政策定例ブリーフィングで、「外商投資環境の更なる最適化と外商投資誘致活動の強化に関する意見」について説明した。同部の陳春江部長補佐は、「商務部はこれから関係当局とともに外資参入ネガティブリストの合理的な削減の推進を検討して、外資の市場参入を持続的に拡大する。『外国投資家による上場企業に対する戦略投資に関する管理規則』を改定し、外国人投資家の上場企業に対する戦略的投資における制限をさらに緩和する」と述べた。

陳部長補佐は、「現在、複数の要因の影響を受けて、世界経済は成長への力が不足している。国連貿易開発会議(UNCTAD)の予測によれば、今年の世界の対外直接投資は引き続き下ぶれ圧力に直面し、中国の外資誘致が直面する情勢は複雑で厳しいものになる。この背景の下で、さらに昨年同期の基数の高さといった要因の影響を受けて、上半期の中国の実行ベース外資導入額は前年同期に比べて小幅に減少したが、全体的な規模は基本的安定を維持した」と指摘した。

陳部長補佐はさらに、「中国経済は持続的に回復・好転しており、超大規模の市場には大きな発展のポテンシャルが秘められている。中国の開放の固い決意、大きな市場チャンス、整った産業システム、良質なビジネス環境により、外国人投資家が引き寄せられその対中投資を強化している。中国市場は外資に対して強い誘致力を保ち続けている。今年上半期に、中国で新たに誕生した外商投資企業数は前年同期比35.7%増の2万3536社に達した」とも述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年8月15日

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