第3回中国・中東欧諸国博覧会並びに国際消費財博覧会がこのほど、浙江省寧波市で開催され、中国国内外のバイヤー1万5000人以上が会場を訪れ、中東欧諸国の商品調達受注額は100億元(1元は約19.6円)以上に達し、外資プロジェクト62件の調印が行われた。新華社が報じた。
博覧会では、中東欧諸国の商品5000種類が並び、展示商品数は前回より25%増えた。欧州の地理的表示(GI)を取得している商品が初めて集中的に展示され、ハンガリーのマジックウォールディスプレイ、スロベニアのスキー設備・器材といった中東欧諸国のブランドの商品が初めて中国の博覧会で展示された。今回の博覧会に参加したスペシャリストのバイヤーは1万5000人、出展者は3000人以上に達した。うち、中東欧諸国の出展企業は407社で、中東欧諸国の商品調達受注額が105億3100万元に達した。
国際協力の分野を見ると、中東欧諸国の公的機関・商業協会29機関と正規の協力メカニズムを構築し、博覧会開催期間中、外資プロジェクト62件の調印が行われた。総投資額は前回比17.7%増の177億8000万ドル(1ドルは約137.7円)だった。うち、フォーチュン・グローバル500に名を連ねる企業や業界のリーディングカンパニーのプロジェクトが17件となっている。その内容は、先端設備製造やバイオ医薬品、デジタル経済といった高精尖(ハイレベル・精密・先端的)業界の分野をカバーしている。
人的・文化的交流の分野を見ると、各種人的・文化的交流イベントにおいて延べ20万人以上が実際に交流した。また、中国・中東欧諸国職業院・校産業教育連盟が正式に中国・中東諸国協力の枠組みに組み込まれ、中国全土の職業教育の分野において、初めて協力の枠組みに組み込まれた多国間協力プラットフォームとなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月22日