23日は二十四節気の14番目「処暑」
人民網日本語版 2023年08月23日18:59
23日午後5時1分に二十四節気の14番目で、秋の2番目の節気「処暑」を迎えた。暑さが峠を越えて涼しくなり始める。絵に描いたような秋の景色が徐々に広がるほか、秋の収穫が始まって、穀物の香りが漂い始め、秋の気配がそこかしこで感じられるようになる。
「処暑」になると秋を迎え、ガンの群れは越冬のために北方エリアから南方エリアへと移動し、セミの声も少しずつ秋の虫たちの声に変わっていく。樹木の葉は次第に色づき始めるものの、この時期はまだ緑も多く残したままだ。空に広がっていた積乱雲は少なくなっていき、空の青さはますます深まる。そしていわゆる「天高く馬肥ゆる秋」となる。
広大な田畑で収穫作業をするコンバイン(撮影・陳家楽)。
処暑の頃になると、少しずつ涼しくなり、空気も乾燥し始めるため、それに合わせて飲食や日常生活も次第に変化していく。中医学的に体の熱を冷ます「涼性」の鴨肉は脂がのり、栄養補給に適しているため、中国の多くの地域にはこの頃に鴨肉を食べる習慣がある。
トマトを収穫する新疆維吾爾(ウイグル)自治区昌吉回族自治州瑪納斯(マナス)県の村民(撮影・馬瑜)。
また青空が広がり、空気が澄みわたる時期ではあるが、中国では「処暑は残暑が厳しい」とも言われるため、天気の変化に合わせて、服を調整し、適度な運動をして体を鍛えることを心掛けよう。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年8月23日
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