新疆のカニが出荷！ おいしさに定評あり

最近、新疆維吾爾（ウイグル）自治区の水産品が人気の商品になり、今月6日には「新疆のカニが出荷された」という話題が検索トレンド入りした。

同自治区阿勒泰（アルタイ）地区産のカニがまもなく江蘇省南京市に出荷されるというニュースが伝わるやいなや、ネットユーザーたちは大いに購買意欲をかき立てられた。

阿勒泰には水質の良い雪解け水が流れ、ここで育てられた水産品は「肉質のおいしさ」が最大の売りだ。

今月4日、阿勒泰のある牧場経営会社の水産品養殖拠点で、作業員が大きく育ったカニを手にしていた。このカニは阿勒泰の加爾塔斯（カルタス）湖で初めて獲れたものだ。

南京から来たバイヤーの張強さんは、「新疆のカニは江蘇のカニより10日前後早く市場に出回り、身の詰まり具合や甘みは江蘇産を上回る」と話した。

同自治区巴音郭楞蒙古（バインゴリン・モンゴル）自治州にある博斯騰（ボステン）湖もカニの漁獲シーズンを迎え、カニ養殖を営む農家は漁獲や梱包、配送で大忙しだ。博斯騰湖は水源の整備、きれいな水と汚れた水の分離が行われ、水の循環など一連の整備措置が促進され、湖エリアの生態環境が改善され続けている。今や各種水産品の年間漁獲量が4000トンを超え、新疆最大の漁業生産拠点となっている。（編集KS）

「人民網日本語版」2023年9月8日