宙づりの子供を自分の頭で支えて救助した広東省の男性

広東省湛江市でこのほど、1人の子供が、住宅の窓に防犯用に取り付けられた面格子に頭が挟まった状態で宙づりになってしまう事故が生じた。勤務先の工場から車で帰宅途中だった黄志春さん（38）は、子供が宙づりになった様子をたまたま目にすると、直ちに車を停めて、路地の両側の壁や排水管を使って、あっという間に高さ約10メートルの面格子によじ登り、下の階の面格子から両手を伸ばして、子供が窒息してしまわないように下から支えた。そして、腕に力が入らなくなると、子供の足を自分の頭にのせて、消防員が到着するまで約10分ほど支え続けた。最終的に子供も黄志春さんもケガは無く、無事消防員に救助された。（編集TG）

「人民網日本語版」2023年9月20日