「中国系企業日本市場金融サービス交流会」が東京で開催
東京のホテルニューオータニで開催された中国系企業日本市場金融サービス交流会(写真提供・中国銀行東京支店)。
中国銀行東京支店が主催する「中国系企業日本市場金融サービス交流会」が今月12日、東京のホテルニューオータニで開催された。在日本中国大使館政治部の張漪波公使参事官、中国銀行東京支店の辺済東支店長、在日中国企業協会の王家馴会長、中国国際貿易促進委員会駐日本代表処の史銘首席代表、中国人民銀行東京代表処の欧洪首席代表、中国国際航空公司日本支社の馮力総経理らゲストのほか、在日中国系機関の主な責任者や最高財務責任者(CFO)ら150人以上が出席した。人民網が伝えた。
挨拶する在日本中国大使館政治部の張漪波公使参事官(撮影・許可)。
張公使参事官は挨拶の中で、「今年は、『中日平和友好条約』締結45周年であり、中国の改革開放45周年でもある。中日関係が過去を受け継いで、将来のさらなる発展のために未来を導き拓いていく上で重要な歴史的節目となる年だ。双方は、初心を忘れず、協力の信念を固く守り、外部の干渉を排除し、両国のビジネス分野の交流回復を加速させ、両国の貿易・投資協力の持続的な深化を推進し、さらにハイレベルの優位性の相互補完と互恵・ウィンウィンを実現すべきだ。近年、中国が金融分野の市場開放を拡大させ続けるにつれて、中国の金融企業は海外進出の歩みを加速させている。中日の金融協力が深化し続け、特に中日間の人民元クロスボーダー貿易決済業務が力強く発展している。今回の交流会が多大な成果を挙げ、中国系企業の日本における発展の後押しとなることを期待している」とした。
主催者代表として挨拶する中国銀行東京支店の辺済東支店長(撮影・許可)。
主催者代表である辺支店長は、人民元のグローバル化の現状や中国銀行東京支店の業務範囲を紹介したほか、「中国銀行東京支店は今後も、サービスのレベルアップに力を入れ、全面的にリスクマネジメントを強化し、社会的責任を積極的に担い、顧客と共に成長し、社会と共に発展し、顧客と共に、新たな競争の場において、輝かしい成果を収めることができるよう取り組んでいく」とした。
挨拶する在日中国企業協会の王家馴会長(撮影・許可)。
王会長は挨拶の中で、「中国銀行東京支店は設立以来、全方位的で、マルチルートの業務・交流を積極的に展開し、経済・金融の発展を着実に促進し、社会各界から高く評価されている」とした。
挨拶する中国国際貿易促進委員会駐日本代表処の史銘首席代表(撮影・許可)。
また史首席代表は挨拶の中で、「現在、中日関係は複雑で困難な局面に直面しており、企業は民間経済の役割を十分に果たし、経済を以て政治を促し、民を以て官を促すべきだ」と指摘した。
特別ゲストの専門家による講習の様子(撮影・許可)。
今回の交流会は、在日本中国大使館、在日中国企業協会、中国国際貿易促進委員会駐日本代表処が後援。中国銀行本店、中国銀行香港特別行政区支店及び東京支店の専門家を特別ゲストとして招き、人民元クロスボーダー現地直接決算、利率、為替ヘッジなどの業務の紹介が行われ、参加者の間で高い評価を得た。
1986年7月18日に設立された中国銀行東京支店は、日本市場に先陣を切って進出した中国の金融機関で、日本において円現地直接決算機能を備えた初の中国系銀行となった。日本における人民元業務クリアリングの取扱いを開始してから5年間にわたり、中国銀行東京支店は現地人民元業務のインフラ整備、市場育成、人民元業務・製品体系の充実化と普及に力を注ぎ続け、中国政府の人民元グローバル化戦略を後押しするために貢献し続けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月26日
注目フォトニュース
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn