「もしもし上海」日本の大学ツアーが開催

 2023年11月03日16:46

神戸市外国語大学で行われた「もしもし上海」日本の大学ツアー。

神戸市外国語大学で行われた「もしもし上海」日本の大学ツアー。

中国のテレビ局・上海広播電視台のテレビ番組「中日新視界」が主催した「もしもし上海」日本の大学ツアーが10月26日から11月2日まで、東京、大阪、神戸の3都市で行われた。番組スタッフは青山学院大学と神戸市外国語大学、大阪公立大学を訪問し、大学生と交流した。上海広播電視台が報じた。

交流イベントでは、映像や画像を通して、上海の今の状況が紹介された。例えば、繁華街として有名な南京路やテレビタワーの東方明珠、上海の名物である小籠包(ショーロンポー)が紹介されたほか、中国に興味を抱く大学生の質問に答えた。

青山学院大学で上海を紹介する番組スタッフ。

青山学院大学で上海を紹介する番組スタッフ。

また、交流イベントでは、文化体験コーナーが設置され、学生たちは匂い袋の作り方を体験したほか、大暑や秋分、霜降といった数千年の歴史を誇る中国の節気文化に対する理解を深めた。

イベントに参加したのは中国文化に高い関心を抱く国際政治経済学院や中国語学科などの大学生たち。卒業後は中日交流事業に従事したいと考えている大学生や、上海に留学して中国語文学の博士課程に進学したいと考えている大学生、さらにはガイドになって、日本人観光客を連れて中国を見に行きたいと考えている大学生もいた。

神戸市外国語大学の図書館に贈呈された書籍「もしもし上海」と「時節の美 暦の『節』明書」。

神戸市外国語大学の図書館に贈呈された書籍「もしもし上海」と「時節の美 暦の『節』明書」。

一人でも多くの日本のZ世代に中国や上海に対する理解を深めてもらおうと、番組スタッフは、中国語と日本語で現代の上海を紹介した書籍「もしもし上海」と、中国伝統の暦を紹介した書籍「時節の美 暦の『節』明書」を各大学の図書館に贈呈した。書籍「もしもし上海」では、タクシーに乗る、病院に行く、部屋を借りるといった上海での日常生活に関するトピックを紹介しており、書籍「時節の美 暦の『節』明書」では、中国の農耕の知恵が紹介されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年11月3日

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