中国のGDP1兆元都市が26ヶ所に増加 その意味は?

人民網日本語版 2024年01月31日14:32

空から撮影した常州市武進区。(撮影・泱波)

空から撮影した常州市武進区。(撮影・泱波)

江蘇省常州市と山東省煙台市の2023年GDPが1兆元(1元は約20.6円)に達したことにより、中国のGDP1兆元都市が26ヶ所に増えた。

「新エネルギーの都市」との異名を持つ常州は、2023年の新エネ産業の付加価値額が約7500億元に達し、市内の工業付加価値額の3分の1近くを占めた。新エネルギー車の完成車の生産台数は68万台に上り、新エネ投資活況度集積指数で全国一だ。また常州には中国国内の同類都市の中で最も整った産業体系が備わり、中国の41の工業大分類のうち37を、666の工業小分類のうち605を擁する。

煙台市の芝罘湾。(撮影・楊勝武)

煙台市の芝罘湾。(撮影・楊勝武)

煙台は山東省で3番目のGDP1兆元都市になった。23年がスタートして、キャリアロケット「引力1号遙1」が同市の海域から打ち上げられ、複数の記録を更新した。

GDP1兆元都市が26ヶ所に増加した意味は?

各地の23年GDPデータはまだ出そろっていないが、この26都市の22年のGDPを合計すると約47兆9000億元に達する。22年の人民元の平均レートに基づいてドルに換算すると、47兆9000億元は約7兆1492億ドル(1ドルは約147.5円)になる。国際通貨基金(IMF)が発表したデータによれば、これは22年の日本のGDP(4兆2335億ドル)とフランスのGDP(2兆7840億ドル)を合わせた数字に迫る。

商務部国際貿易経済協力研究院学術委員会の張建平副会長は、「中国はグローバル経済成長に最も大きく寄与する国であり、数年連続で世界経済成長への寄与率が30%を超える。中国経済の成長の裏で、この26ヶ所の1兆元都市はリーダーでありパイオニアだと言える。1兆元都市は中国のイノベーションによる発展の推進、低炭素・グリーン発展、高いレベルの開放発展をリードし、中国の質の高い発展を推進する重要な都市だ」と述べた。

この26ヶ所の「GDP1兆元都市」は、産業構造の調整、科学技術イノベーション、人材誘致など各方面でトップを走り、中国経済発展の新たなエンジンになりつつある。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年1月31日

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