春節8連休に7358万人が博物館に

人民網日本語版 2024年02月19日15:34

中国国家博物館で開催中の辰年を祝う新春文化展「竜肇新元」で展示されている文化財(写真提供・中国国家博物館)。

中国国家博物館で開催中の辰年を祝う新春文化展「竜肇新元」で展示されている文化財(写真提供・中国国家博物館)。

中国国家文物局によると、春節(旧正月、今年は2月10日)に合わせて8連休となった今月10日から17日にかけて、中国全土の博物館の来場者数は前年同期比98.6%増(2023年は延べ3704万8600人)の延べ7358万100人に達した。陝西省や四川省、江蘇省、広東省、山東省、河南省、浙江省、江西省の8省の博物館はいずれも来場者数が延べ300万人を超えた。

中国国家博物館で展示されている紅山文化の玉竜(写真提供・中国国家博物館)。

中国国家博物館で展示されている紅山文化の玉竜(写真提供・中国国家博物館)。

「春節を博物館で」が、多くの人の新しい「年始行事」となっており、人々の祝祭日に対する考え方や過ごし方の変化のほか、博物館が一般の人々の日常生活にますます浸透し、一般的な文化や生活における必需品となっている新常態(ニューノーマル)を反映している。

春節期間中、中国全土の多くの博物館は所蔵する文化財から展示品を選び抜き、「辰年」をテーマにした多彩な特別展やイベントを開催した。多種多様な竜をテーマにした文化財は、中華文化において、竜には豊富で奥深い意味が込められていることを示しているほか、歴史の各時代の中国人のスピリッツ・信仰、美的意識・追求、技術水準、さらに中華文明の独特の魅力を反映している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月19日

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