中国企業によるカンボジア首都バサック川大橋プロジェクトが着工

人民網日本語版 2024年02月21日16:28

カンボジアの首都プノンペンで19日、中国企業が建設を請け負ったバサック川を跨ぐ大型渡河橋(バサック川大橋)プロジェクトの着工式が行われた。人民日報が伝えた。

バサック川大橋のイメージ図

バサック川大橋のイメージ図

同国のフン・マネット首相は着工式で、「中国はこれまでずっとカンボジアの経済・社会の発展のために非常に多くの支援を提供し、特にカンボジアの交通インフラ発展を非常に重視して、これまでに各種の資金を使用してカンボジアのために10ヶ所以上の橋を建設してくれた。カンボジア政府とカンボジア国民はこのことに心から感謝している。2024年は『中国・カンボジア人的・文化的交流年』であり、カンボジアは中国とともに、二国間経済貿易協力の発展を引き続き推進し、各分野の友好交流を拡大し、観光産業の発展・回復を推進していきたい」と述べた。

王文天・駐カンボジア中国大使は、「バサック川大橋は両岸を結ぶ重要なルートになり、首都経済圏の一体化発展にとって力強い支えになるだろう。中国は引き続きカンボジアのインフラ分野に対する投資を拡大し、カンボジアとともにより多くの実務協力の成果の実施・発展を推進し、中国・カンボジアの『ダイヤモンド・ヘキサゴン』協力枠組みの中身を絶えず豊富にしていきたい」と述べた。

バサック川大橋はプノンペン市南部に位置する。橋の全長は1650メートル、双方向4車線、オートバイ用道路2本、歩行者用道路2本からなる設計が採用され、2027年に開通する計画だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年2月21日

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