天津市初のスマートコネクテッドカー実証実験ルートが開通

人民網日本語版 2024年03月01日09:35

北京・天津・河北協同発展10周年にあたる2月26日、天津市宝坻区党委員会・区政府と北京中関村発展集団による「京津中関村サイエンスシティ発展フォーラムならびに重要プロジェクト調印式」が天津市で行われた。天津市初のスマートコネクテッドカー実証実験ルートが発表され、同日、宝坻区で正式に開通した。

同ルートは全長11.3kmで、北京ー唐山都市間鉄道宝坻駅と京津中関村サイエンスシティを結び、沿線には中央公園、漁陽路、景苑街、建設路、北城西路の5つのステーションを設けた。速度は最高70km/hに達し、片道の所要時間はわずか18分。車路クラウド協同、公道走行、コネクテッド・クラウド制御インテリジェント走行(L2+/L4)の3つの「中国一」を一挙に達成した。

同ルートは統一標準のクラウド制御プラットフォームを構築し、スマートコネクテッド路線バスに対する協同センシング、協同意思決定、協同計画、リアルタイム管理を実現し、道路での突発事象にリアルタイムで対応。自動運転下の歩行者と車両の感知、減速・回避、緊急停車、障害物迂回、車線変更、ステーションでの自動停車、車路協同などの機能を実現しており、今後の拡大及びさらなる多くの応用シーンの利用もサポートする。また、19の交差点で、状況に応じた信号制御の自動最適化と路線バス優先通行を実現し、これまでの「車が信号を待つ」から「信号が車を見る」へと進化。片道の通行に要する時間は47%と大幅に短縮された。また、配車予約ミニプログラム、路線バス運行システム、クラウド制御基本プラットフォームというフルリンク路線バス応用シーンを実現した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年3月1日

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