祖母が3分間の「お説教」の上、孫に持たせたのは?

人民網日本語版 2024年03月05日14:57

広東省広州市の大学に通う新疆維吾爾(ウイグル)自治区喀什(カシュガル)地区に住む男子学生は先ごろ、冬休みが終わって大学に戻る際、母親がスーツケースいっぱいのお菓子を詰めてくれたという。ところがスーツケースはすでにかなり重くなっていたにもかかわらず、祖母は「新疆の人がどこかに行くときには必ず持っていくものだから」と言って、十数個のナンを孫に持たせようとしたのだという。

男子学生はつい祖母をからかいたくなり、わざと「いらない」と言ったところ、祖母はなんと3分ほどにもわたって延々と持っていくように「説教」し続けたため、結局2個のナンをトランクに詰めたという。

ナンは悠久の歴史を誇る新疆のご当地グルメで、誰もが知っている新疆グルメの代名詞として、多くの人に愛されている。ナンの種類はとても多く、その味もバラエティに富んでいる。

(写真提供・莎車県メディアコンバージェンスセンター)。

(写真提供・莎車県メディアコンバージェンスセンター)。

焼きたてのナンの誘惑に抵抗できる人はきっといないだろう。おおまかな統計ながら、ナンは300種類以上あり、そのほとんどが小麦粉を主な材料としており、そこにゴマや卵、植物油、牛乳、玉ねぎなどを加えて作る。そして小麦粉をこねて生地を作り、それを丸く伸ばして、焼き上げるというのがその作り方だ。

ナンの食べ方もいろいろあり、ミルクティや焼肉、米粉(ビーフン)、スイカなどを一緒に食べると、いろんな味わいがあり、口に入れて一口噛むと、香ばしさが口の中いっぱいに広がる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月5日

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