在日本中国大使館が「国際女性の日」祝賀レセプション・春分茶会を開催
呉江浩駐日大使と丁玥夫人は20日、在日本中国大使館で「国際女性の日」祝賀レセプション・春分茶会を催した。日本の岸田文雄首相の裕子夫人、社民党の福島瑞穂党首、山東昭子元参議院議長、阿部俊子文部科学副大臣、連立与党・公明党の山口那津男代表の早苗夫人、鳩山由紀夫元首相の幸夫人ら日本各界の女性や各国の女性駐日大使及び女性外交官ら約400人が参加した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
呉大使はスピーチで、社会の発展と進歩に対する女性の貢献に心からの敬意を表し、「新中国成立以来、中国共産党の指導の下、中国の女性事業は歴史的成果を収めた。女性たちは自らの手でより良い生活を創造し、奮闘する中で功績を立て、事績を残し、どの分野においても活躍する女性の姿が見られる。中国女性の獲得感、幸福感、社会貢献度は高まり続けており、これからも中国式現代化の新たな道のりにおいて新たな輝きを放ち、新たな栄光を綴っていく」と指摘。
「昨年11月、習近平国家主席と岸田文雄首相は重要な会談を行い、中日の戦略的互恵関係を包括的に推進することを改めて確認し、両国関係の改善と発展の方向を示した。中日関係発展の歩みにおいて、両国の女性は非常に重要な役割を果たしてきた。両国の女性が対話と交流を強化し、女性ならではの力で、中日関係の改善と発展を後押しするためにさらなる貢献を果たすことを願う」とした。
丁玥夫人はスピーチで「20日は中国の二十四節気の1つ『春分』で、生命力と希望の意味が込められているため、この日を選んで皆さんを招待し、全世界の女性の祝日を共に祝うこととした。中国は長年にわたり男女平等を基本国策として堅持し、常に女性の権利・利益保護を強く重視し、性差別を撤廃し、女性の全面的な発展を促進してきた。中国において『天の半分は女性が支える』は、すでに現実のものとなっている。日本も『男女共同参画』を大いに提唱し、『すべての女性が輝く社会』をつくっている。中日の女性が手を携えて前進し、両国の共同発展の後押しと中日友好交流の促進にかけがえのない貢献を果たすことを願っている」とした。
また「この1年、私と大使館の女性職員らは多くの日本女性と友人になり、地方を訪問し、生け花や茶道を体験し、アジア婦人友好会の慈善バザーに参加した。昨年11月に石川県を訪問して女性外交官の交流イベントに参加したことは、良い思い出となった。今年初めの能登半島地震を受けて、皆気が気でなく、現地の友人達に安否を問い、気持ちを届けた。被災地の復興が全て順調に進むことを心より望み、中日民間友好の力が絶えないことを希望する」とした。
岸田首相の裕子夫人は「昨年11月、日中両国は各分野で交流を深めることで一致した。女性交流はその重要な一環だ。両国の女性が相互理解を増進し、学び合い、参考にし合い、共通の課題に対処することは、素晴らしい社会を構築し、両国関係の発展を後押しする助けとなる。私は数年前に北京を訪れ、中国女性が元気はつらつとしていることに深い印象を受けた。本日の催しへの参加を通じて、中国への理解をさらに深めていきたい。今年の『国際女性の日』のテーマは『女性に投資を。さらに進展させよう』だ。日中両国の女性が手を携えて努力し、女性が輝く社会を共に築いていくことを願っている。日中両国の女性事業が発展を続け、日中友好がいつまでも続くこと願う」とした。
レセプションでは中日両国に共通する「茶文化」をテーマに、宋代の茶会を模した風雅な茶席が設けられ、大使館の女性職員が古筝を演奏した。専門の茶芸チームが点茶と奉茶を実演し、女性職員が民族衣装を着て素晴らしい踊りを披露し、中華文化の独特の魅力を示し、会場の雰囲気は盛り上がった。来賓らは長い時間足を止めて鑑賞し、茶芸を体験し、交流し、次々と中華文化の奥深さと精緻さに感嘆し、中国の女性事業の盛んな発展を称賛し、さらなる対中理解の増進、相互交流の深化に積極的に貢献する意向を表明した。新華社、人民日報、共同通信、朝日新聞など中日両国の報道機関数10社が今回のレセプションの様子を報道した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月22日
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