仁愛礁へのフィリピン船舶の侵入について国防部報道官がコメント
人民網日本語版 2024年03月25日15:02
仁愛礁(アユンギン礁)へのフィリピン船舶の侵入について、国防部(省)の呉謙報道官が24日、質問に答えた。
【記者】仁愛礁近隣海域で23日、フィリピンが不法に「座礁」させた軍艦への物資輸送を企てたフィリピン船舶に対して、中国海警局船舶が管制・排除措置を取ったことについて、コメントは。
【呉報道官】3月23日、フィリピン艦船が中国の仁愛礁近隣海域に侵入し、不法に「座礁」させた軍艦への補給を企てた。中国海警局は法規に基づきフィリピン船舶に対して管制・阻止・排除を行い、フィリピン側の権益侵害の挑発の企てを断固として阻止した。今回の事件は完全にフィリピン側の挑発によるもので、中国側の対応は合理的かつ合法的で、専門的なものである。
中国は仁愛礁を含む南沙諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有しており、中国側の主権及び領土的一体性の侵害は許さないということを、強調しておく必要がある。中国はフィリピン側と対話や交渉を通じて争いを適切に解決することを望んでいるが、フィリピン側は矛盾した言動を取り、仁愛礁に不法に「座礁」させた軍艦を恒久的施設に強化しようと企てている。中国がこれを座視することは断じてあり得ない。我々はフィリピン側に対して、対立の激化や情勢のエスカレートを招く可能性のあるいかなる発言も止め、すべての権利侵害挑発行為を止めるよう求める。もしフィリピン側が何度も中国側のボトムラインに挑戦すれば、中国側は引き続き断固たる措置を取り、自国の領土主権と海洋権益を断固として守っていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月25日
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