テスラ中国進出10周年 中国における購入者は170万人以上に

人民網日本語版 2024年04月23日16:31

2014年4月22日に、中国の購入者がテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)から、テスラ・モデル Sのカギを受け取ってからちょうど10年が経った。テスラ中国によると、この10年の間に、中国における購入者の数は15人から170万人以上にまで増加した。

ここ10年は、中国の新エネルギー車が急速に発展した時期でもあった。統計データによると、2023年末の時点で、中国全土の新エネ車保有台数は2041万台で、自動車全体に占める割合は6.07%だった。うち、バッテリー電気自動車(BEV)が1552万台で、新エネ車に占める割合は76.04%だった。乗用車市場情報聯席会の統計によると、4月1日から中旬までの間に、新エネ車の中国乗用車市場浸透率は50%以上に達した。

テスラの急成長は、「中国スピード」の加勢と切っても切れない関係にある。テスラ上海ギガファクトリーでの生産が2019年に始まって以来、中国の整ったサプライチェーンや一流の「中国智造」(中国のスマート製造)の能力を活用して、平均約30秒に1台のペースで、車両がラインオフしている。上海ギガファクトリーは依然として、テスラの主要な輸出中心拠点で、2023年の引渡し台数は累計で94万7000台。世界の生産能力の過半数を占めた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年4月23日

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