中国市場を開拓し続ける日本の自動車メーカー

人民網日本語版 2024年05月06日15:56

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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第18回北京国際モーターショーで、日本の自動車メーカーは、世界最大規模で消費者の需要も最も盛んな中国の自動車市場に向けて、引き続き事業展開に力を入れていく考えを次々に表明した。

北京国際モーターショーに、トヨタは一汽トヨタ、広汽トヨタとともに出展した。トヨタは「中国は年間新車販売台数が3000万台を超える世界最大の自動車市場であり、中国市場に向けてより多くの新車を投入し、スマート化・電動化へのモデルチェンジを加速させる計画だ」と表明した。

一方、日産自動車は全電動化モデルを出展した。中国にいち早く進出したグローバル自動車メーカーである日産自動車は、「中国は日産の中核市場の一つであり、今後も中国市場への投資を続け、開拓に全力を注ぎ、現地化したエコシステムを構築していく」とした。

日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は、中国市場には巨大な変化が生じており、日産自動車は迅速に対応して競争力を維持する必要があると表明。そのため、日産自動車は全く新たな経営計画「The Arc」の下で、中国市場向けにバランスを重視し、重点に注目した戦略をカスタマイズし、3本の柱によってこれを具体的に推進する。第1に、さらに多くの新エネルギー車を投入する。第2に、現地の優位性とグローバルな能力を十分に結び付ける。第3に、運営モデルを変革する。中国市場では、2026年度までに日産ブランドの製品ラインアップの73%を刷新するとともに、新エネルギー車8車種を投入する計画だという。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年5月6日

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