5.7%増の13.81兆元! 中国1-4月の対外貿易データが記録更新

人民網日本語版 2024年05月09日15:32

税関総署が9日に明らかにしたところによると、2024年1-4月の中国物品貿易輸出入総額が13兆8100億元(1元は約21.5円)に達し、同期の過去最高を更新した。

同署の発表したデータによれば、同期の中国物品貿易輸出入総額は前年同期比5.7%増の13兆8100億元で、うち輸出は4.9%増の7兆8100億元、輸入は6.8%増の6兆元だった。

4月の輸出入額は同8%増の3兆6400億元、うち輸出は5.1%増の2兆800億元、輸入は12.2%増の1兆5600億元となっている。

税関総署統計分析司(局)の呂大良司長(局長)は、「2024年に入ってから、対外貿易分野でプラス要因が絶えず増加し、原動力が増強し続けた。1-4月の中国の輸出入額は同5.7%増加し、成長率が24年第1四半期(1-3月)を上回り、23年同期も上回って、規模では同期の過去最高を更新した」と説明した。

同署の統計データを見ると、24年1-4月には、中国の「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国との輸出入額は同6.4%増の6兆5400億元に達して、輸出入総額に占める割合は同0.3ポイント上昇の47.4%となった。そのうちASEANとの輸出入額は同8.5%増の2兆1800億元だった。同期の欧州連合(EU)、米国、韓国、日本との輸出入額はそれぞれ1兆7500億元、1兆4700億元、7287億元、7030億5000万元に達し、合計すると輸出入総額の33.7%を占めた。このほか、中南米、アフリカ、中央アジア5ヶ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン)などの新興市場との輸出入額の成長率が高く、それぞれ11.7%、7.7%、17.9%増加した。

呂司長は、「24年4月の中国は、新興市場との輸出入が好転を続け、欧米などの従来市場との輸出入の成長率が低下から上昇へと転じ、さらに23年4月に比べて営業日が2日多かったこともあり、全体として輸出入が8%増加し、対外貿易は大きく好転した」と説明した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年5月9日

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