北京市と河北省涿州市を結ぶ「通勤快速バス」が5月27日に開通へ

人民網日本語版 2024年05月22日14:45

北京市交通委員会によると、北京市・天津市・河北省交通一体化を踏み込んで推進し、通勤などのため北京まで行き来する人々の交通ニーズをより良く満たすため、5月27日(月曜日)から、北京市・六里橋と河北省・涿州市を往復する「通勤用カスタマイズ快速バス」が開通することになった。人民網が報じた。

復路となる北京市から河北省に向かう「通勤用カスタマイズ快速バス」は、六里橋バスターミナルを起点に、途中、六里橋地下鉄停留所(F出口)を通過して涿州市に向かう。発車時刻はそれぞれ午後6時、6時15分、6時半、6時45分の4本。所要時間は約70分となっている。往路となる涿州市から北京市に向かうバスは、涿州バスターミナルを起点に、理想城、涿州中医院、香邑渓谷上園、香邑渓谷東の4ヶ所の停留所を通過して北京に向かう。発車時刻はそれぞれ午前6時、6時15分、6時半、6時45分の4本。所要時間は約80分となっている。開通当初の料金は片道25元(1元は約21.6円)。

現時点で、北京市と、河北省の燕郊、大廠、香河、固安、永清、廊坊市内中心部、天津市の武清、宝坻などを結ぶ通勤用カスタマイズ快速バスは9路線、支線バス35本が開通している。1日に188本が運行され、利用者は1日当たり6400人以上となっている。

北京市交通委員会の関係責任者は、「カスタマイズ快速バスの路線は、『予約制、利用者のニーズに合わせた柔軟な停留所設置、最寄りで乗車』を原則にして、スピーディーで便利な通勤という目標を達成しており、北京を出入りする交通機関の混雑が緩和され、北京周辺地域の通勤客の間で高く評価されている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年5月22日

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