わずか1kmの通りに杭州の「ナイトタイムエコノミー」が凝縮

撮影・章勇涛

初夏の浙江省杭州市は、暑さがまだそれほど厳しくない。夜のとばりが下り、明かりがともるころ、杭州の武林路を散歩すると、1キロメートル足らずのこの通りに沿って露店がずらりと並ぶ様子が見られる。店主たちはネオンサインの下、道行く人に盛んに声を掛け、扇子、組紐ロープ、手作り人形などさまざまな商品を勧める。こうして味わい深い杭州の「ナイトライフ」が幕を開ける。

ここ数年、杭州はナイトタイムエコノミーの発展を非常に重視し、政策による支援と環境の最適化を通じ、一連のナイトエコノミーブランドを育成することに成功した。武林夜市は従来のビジネス圏から誕生した新業態として、杭州の夜にあふれる活気を与えているだけでなく、都市での消費の時間・空間を拡大し、経済の活力の新たな注目点になっている。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年5月29日