着陸成功! 「嫦娥6号」が月の裏側でのサンプル採取を開始へ

人民網日本語版 2024年06月03日13:35
着陸成功! 「嫦娥6号」が月の裏側でのサンプル採取を開始へ
2日に北京航天飛行制御センターで撮影された、嫦娥6号着陸機・上昇機コンビネーションが月の裏側に着陸するシミュレーション動画の画面。(撮影・金立旺)

月探査機「嫦娥6号」は6月2日早朝、月の裏側にある南極エイトケン盆地の予定の着陸エリアへの着陸に成功し、人類の探査機として初の月の裏側でのサンプル採取ミッションを開始した。新華社が伝えた。

5月3日に軌道に送り込まれてから、嫦娥6号は約30日の月への旅を経験し、月遷移軌道への投入、月接近時の減速、月周回飛行など一連の重要な動作を経て、この世界が注目する素晴らしい着陸を成功させた。

月の裏側への着陸成功は始まりに過ぎない。着陸機は今後、ソーラーウィングと指向性アンテナの展開などのコンディション検査と設定作業を行った後、約2日間の月の裏側でのサンプル採取を正式に開始する。掘削採取と月面採取の2種類の方法によりそれぞれ月サンプルを採取し、複数エリアでの多様化した自動サンプル採取を実現する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年6月3日

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