西北地域初の風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充放電一体化スマート充電モデルセンターが稼働開始
タクシーの充電を行っている作業員。撮影・于晶
国網寧夏電力有限公司が投資・建設する西北地域初の風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充電・放電及びカスタマーサービスを一体化した総合的スマート充電モデルセンターが17日、正式に稼働開始した。これは寧夏地区最大規模の都市急速充電スタンドで、寧夏電網の「エネルギー貯蔵+」時代の全面的な開始を示している。中国新聞網が伝えた。
銀川南スマート充電サービスモデルセンターは寧夏回族自治区銀川市興慶区の勝利街と麗景街の交差点の東側に位置する。センター全体は「スーパー充電+風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充電フレキシブル一体化」を中核に、風力発電システム、太陽光発電システム、エネルギールーター直流配電システム、エネルギー貯蔵システム、充放電システム、ステーションネットワークマルチプラットフォームインタラクティブシステム、補助サービスシステム、スマート充電サービスステーションという8つの部分から構成される。クリーンエネルギー消費モデル、新型充放電技術モデル、風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充放電直流フレキシブルマイクログリッドモデル、ステーションネットワークマルチプラットフォームインタラクティブモデルという4つのモデルの建設と応用を実現する。
同モデルセンターで充電を行っているタクシードライバーの王永寧氏は、「以前はタクシーのフル充電に1時間かかったが、現在は40分しかかからない。銀川南スマート充電サービスモデルセンターの稼働開始は、タクシードライバーにウォーターサーバー、電子レンジ、トイレなどの関連施設とセルフサービス端末のワンストップサービスを提供するだけでなく、タクシーのランニングコストも節約できる」と述べた。
同センターには27本の直流充電ポール、2本の共有直流充電ポール、1本のエネルギー貯蔵充電ポールがある。49台の新エネルギー自動車の充電に対応でき、年間の充電量は500万kWhに達し、炭素排出量を毎年4000トン以上削減する見込みだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月22日
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