五輪熱でスケートボードが大人気 消費市場に新たな活力を注入

人民網日本語版 2024年07月30日15:45

パリ五輪は現地時間の7月28日、スケートボード競技の女子ストリート決勝が行われ、夏季五輪初出場の中国の崔宸曦選手が4位になり、中国チームの五輪における同種目の最高成績を収めた。スケートボードが五輪競技になると、中国国内ではこの「ボード上のカーニバル」に参加する人が増え続けており、スケートボードのトレーニングに携わる多くの人々がそこに商機を見いだし、関連店舗の出店を加速させている。

広東省深セン市南山区にあるスケートボードスクールでは、多くの愛好者がさまざまなカーブや曲面が設けられたスケートボード場を縦横に走り回り、たびたび高難度の技を繰り出していた。うち10歳以下が大半を占めた。

このスクールでコーチを務める王梓泓さんは、「スケートボードが五輪の競技になってから、ますます注目度が高まり、私がレッスンを担当する生徒もかなり増えた。うちのスクールでは年間を通して生徒が増え続けていて、増加率は50-80%。そのうち大人は2割で、残りの7-8割は子どもが中心だ」と話した。

広東省深セン市にあるスケートボードスクールの責任者の黄振鋒さんは、「パリ五輪をきっかけに、スケートボードに注目する人がさらに増えるだろう。当スクールでもこの業界は将来性があると見ており、来年はスクールを2ヶ所増やす予定だ」と話した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年7月30日

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