習近平総書記の重要指示が文化・自然遺産保護に大きな弾み
「今回の世界遺産登録を契機に、文化・自然遺産の全体的、体系的保護をさらに強化し、遺産保護の能力と水準をしっかりと高め、中華民族の文化的至宝と自然の宝をしっかりと守る必要がある」。習近平総書記はこのほど、文化・自然遺産の保護・継承・活用の取り組みの強化について重要な指示を出し、「北京中軸線ー中国の理想的な都城秩序の傑作」などの世界遺産登録が持つ重要な意義と時代的含意について詳細かつ深く説明し、文化・自然遺産の保護・継承・活用の取り組みの強化に大きな弾みをつけた。新華社が伝えた。
世界文化遺産と世界自然遺産は人類文明の発展と自然の変遷の重要な成果であり、異なる文明間の交流と相互参考の重要な担い手でもある。
「習総書記は、実際の行動によって、グローバル文明イニシアティブの実践と人類運命共同体の構築促進に新たな、より大きな貢献を果たすことを強調した」。中国国連教育科学文化機関(ユネスコ)全国委員会事務局長の秦昌威氏は「我々は関係各方面と共に、ユネスコの場を活用して我が国の世界遺産事業を国際社会に広く宣伝・紹介し、ユネスコ及び世界各国と遺産保護分野における交流や協力をさらに強化していく」と語った。
世界遺産申請は手段であり、保護と継承こそが目的だ。世界遺産への登録成功は、新たな出発点を意味する。
国家文化財局文化財・遺跡司(世界文化遺産司)の鄧超司長は「習総書記の重要な指示は、新時代において世界遺産事業の質の高い発展を推進するための方向性を示した。我々は『北京中軸線』の世界遺産登録成功の経験がもたらす示唆を十分に汲み取り、『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』の定める責任と義務をしっかりと履行し、西夏陵、景徳鎮、三星堆などの世界遺産申請を重点的に推し進め、準備リストを体系的に更新し、中華文明を象徴する体系の構築を先導し、国際協力を強化し、世界遺産に関するルールの制定に関与し、世界遺産保護のための国際行動を計画・推進し、全世界における世界遺産の保護に中国の知恵で貢献していく」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月7日
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