孫衛東外交副部長が瀾滄江―メコン川協力高級実務者会合に出席

人民網日本語版 2024年08月09日13:37

第11回瀾滄江―メコン川協力高級実務者会合が8日、オンライン形式で開催された。中国の孫衛東外交副部長(外務次官)がタイの高官とともに共同議長を務め、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの高官が出席した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

6ヶ国は瀾滄江―メコン川協力の進展を振り返り、今後の協力方針、第9回瀾滄江―メコン川協力外相会合の準備などについて踏み込んだ意見交換を行った。

孫副部長は「今年は第2次瀾滄江―メコン川協力5年行動計画の実行が始まる年に当たる。6ヶ国は第4回首脳会合と第8回外相会合での重要な共通認識を真剣に実行に移し、各分野で積極的に協力を拡大し、実り豊かな成果を収め、瀾滄江―メコン川地域の平和・安定と発展・繁栄を力強く促進してきた」と指摘した。

また、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の重要な内容と成果について説明し、「混迷する世界を前に、中国は三中全会の精神を指針とし、さらに改革を全面的に深化させ、中国式現代化を推し進めていく。中国はメコン川流域諸国と団結や協力を深め、地域の相互接続や環境配慮型の革新的発展を共に促進し、非伝統的安全保障分野の課題に力を合わせて対処し、『一帯一路』(the Belt and Road)のモデル地域、グローバル発展イニシアティブの先行地域、グローバル安全保障イニシアティブの試験地域、グローバル文明イニシアティブの最も優れた地域を共に構築し、瀾滄江―メコン川諸国運命共同体の構築を加速していきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月9日

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