バッテリー分野のハイテクがお披露目 WBE2024世界バッテリー及びエネルギー貯蔵産業博覧会
WBE2024世界バッテリー及びエネルギー貯蔵産業博覧会並びに第9回アジア太平洋バッテリー展・アジア太平洋エネルギー貯蔵展が8日、広東省広州市で開幕した。エネルギー貯蔵及びバッテリー分野の多くのハイテクがお披露目された。
8日にお披露目されたスマート移動充電車。(撮影・王堅)
説明によると、3日間の開催期間中、1100社以上のバッテリー及びエネルギー貯蔵産業チェーン企業が出展。展示総面積は10万平方メートル以上で、各種動力電池、蓄電池、エネルギー貯蔵システム、スーパーキャパシタなどの先進的な製品が展示される。
会場には、さまざまなバッテリー交換・充電設備、計器、水素エネルギー、燃料電池などの製品を見ようと、国内外の多くのバッテリー、エネルギー貯蔵、水素エネルギー業界の専門家及び企業代表者が来場していた。その中には東南アジア、南アジア、欧州などの地域のバイヤーも少なくなかった。
展示会場では、特大のトランクのように見えるスマート移動充電車が自由に行き来していた。歩行者と障害物をスムーズに回避して自走することができ、多くのバイヤーから注目されていた。
このスマート移動充電車のメーカーである摩若智慧能源有限公司の技術者は、「この車は充電が必要な新エネ車を自動で探し、充電サービスを提供する。新エネ車が駐車場で充電ポールを探す必要をなくし、さらにビジネスセンター、映画館、病院などの公共駐車場の充電ポール不足を解消できる」と述べた。
この技術者によると、この車は現在すでに欧州のバイヤーから注目されており、提携に向け商談中だという。
展示会場では充電設備の他に、バッテリー製品も脚光を浴びていた。うちリチウムイオン電池メーカーの邢東鋰電が発表した、マイナス35度でも正常に使用できる低温バッテリーが強い印象を残した。
同社の関係責任者によると、この低温バッテリーはマイナス35度でも充電・放電効率が90%以上にのぼり、マイナス35度からプラス60度の間で使用できる。ドローン、寒冷地の通信機器、商用車、海運船舶などに電力を提供できるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年8月9日
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