オーロラと流星群が幻想的な競演 新疆にロマンチックな夜空広がる

人民網日本語版 2024年08月14日14:33

新疆維吾爾(ウイグル)自治区各地で今月12日夜、オーロラとペルセウス座流星群の「共演」という珍しい現象が観測された。その幻想的な景色に、天文ファンたちは感動を倍増させていた。

今月12日夜、多くの人が楽しみにしていた夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」の出現がピークを迎えた。新疆維吾自治区の各地では、天文ファンが次々と流れる星をじっくりと楽しんでいた。 さらに、オーロラもサプライズ出現。流星とオーロラの「共演」という幻想的な景色が広がった。

阿勒泰(アルタイ)天文台星際探索天文科技公司によると、まだ完全に暗くなっていなかった同日夜10時ごろ、阿勒泰天文台のトータルスカイ設備が、北の低空から薄いピンクに染まり始めたのを確認。暗さが増していくにつれて、色がより濃くなり、空が赤く染まった。さらに、星が赤い空を流れ、緑色の尾を引いた流れ星も時々観測できたという。

13日午前2時ごろになると、オーロラはゆっくりと消えていった。それまでの数時間、オーロラと流星群、天の川銀河が「競演」。新疆にはロマンチックな夜空が広がった。

各地の情報をまとめると、12日夜から13日早朝にかけて、阿勒泰のほか、哈密(クムル)、吐魯番(トルファン)、喀納斯(カナス)、烏魯木斉(ウルムチ)達坂城といった場所で赤いオーロラが観測された。

その他、四川省や内蒙古(内モンゴル)自治区、黒竜江省などでもオーロラが観測された。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年8月14日

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