731部隊の元隊員、「戦争を二度と繰り返さないことが、最も重要な教訓」

人民網日本語版 2024年08月14日14:15
731部隊の元隊員、「戦争を二度と繰り返さないことが、最も重要な教訓」

中国侵略日本軍第七三一部隊(以下、「731部隊」)の少年兵だった清水英男さん(94)は、中国侵略日本軍が1945年3月に黒竜江省哈爾浜(ハルビン)に派遣した最後の731部隊の「少年隊」隊員だった。彼はまた、中国侵略日本軍の細菌部隊が犯した犯罪行為を明らかにしたいと望む唯一の存命者でもある。

清水さんは8月13日、哈爾浜にある731部隊跡地を79年ぶりに訪れ、告白と謝罪を行った。

彼は、訪中前のインタビューで、「これまで、日本政府としての誠実な謝罪は無かった。たとえ自分が声を上げても、日本という国がそれを重視するとは思えない」との認識を示し、「戦争を二度と繰り返さないことが、最も重要な教訓だ」と続けた。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年8月14日

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