【音声ニュース】植物も「常夜灯」に? 中国の科学研究チームが植物の発光に成功
人民網日本語版 2024年08月22日13:56
中国の科学研究チームはこのほど、中国初のゲノム編集による高輝度夜間自発光植物の研究開発に成功した。研究チームの責任者である李仁漢氏は取材に対し、「ホタルなどの生物発光遺伝子を植物細胞に導入し、映画『アバター』に出てくる神秘的な発光植物のようなものを作り出し、植物のグリーンな照明の新たな方向性を切り開いた」と述べた。
ゲノム編集高輝度夜間自発光植物は、合肥神筆生物科技有限公司の科学研究チームが研究開発した。チーム責任者の李氏は、「ゲノム編集技術により、ホタルや発光キノコなどの生物の発光遺伝子を植物の細胞内に導入することで、植物が夜間に肉眼で確認できる高輝度の光を放つようにした」と説明している。
「この技術は応用の見通しが明るく、将来の都市の夜景を変えるかもしれない」。李氏によると、発光植物は家庭内の装飾、子供の常夜灯、さらには公園の緑化や都市行政の道路緑化などに応用できるという。科学研究チームは、「アバター」の光景のように、公園全体が幻想的な光を放つことを目指している。
「人民網日本語版」2024年8月22日
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