相互協力、チャンス共有 第8回中国アフリカ企業家大会が開催へ
2024年中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの重要関連イベントとして、第8回中国アフリカ企業家大会が6日、北京で開催される。今大会の特徴は何か。中国内外の参加者がどのような議題を巡り議論を繰り広げるか。中国国際貿易促進委員会は3日、同大会の状況について、国内外のメディアへのブリーフィングを行った。
中国国際貿易促進委員会の張少剛副会長は、「今大会は中国国際貿易促進委員会と商務部(省)が共同で主催し、開幕式、テーマ別の発言、閉幕式の3部構成で行われる。中国とアフリカの代表があいさつを行い、中国・アフリカの友情増進、協力強化について、詳しく説明することになる」と説明した。
張副会長によれば、今大会には中国・アフリカの各方面からの積極的な申し込みがあり、申込者数は予想を大幅に上回っている。現在まで中国企業の代表382人、アフリカ企業の代表408人から申し込みがあった。参加する代表の所属する企業は多くの産業に及んでいる。エネルギー・鉱業、インフラなど従来型産業の企業の代表もいれば、電子科学技術、通信衛星、バイオ医薬品など新興産業の企業の代表もいる。また中国・アフリカの各分野の有名なリーディングカンパニーの代表、相当な数に上る中小企業の代表もいる。
テーマ別の発言では、中国・アフリカの企業家代表が「産業チェーン・サプライチェーンの融合推進」と「新興産業の発展推進」の2つの議題について、双方の企業家が協力の成功体験を共有し、FOCACの新たな措置がもたらす協力チャンスを探ることになる。
中国国際商会の孫暁事務局長は、「この2つの議題は各方面の意見を幅広く募集し、中国・アフリカの経済貿易協力の発展の方向性を十分に調査検討した上で設定されたものだ。産業チェーン・サプライチェーンの融合推進の面では、中国は世界で最も整った産業チェーンを擁する発展途上国であり、アフリカは世界で発展途上国が最も集中する大陸であり、中国・アフリカには産業チェーン・サプライチェーンを巡り極めて高い相互補完性がある。新興産業の発展推進の面では、中国・アフリカは『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設やFOCACなどをよりどころとして、デジタル経済やグリーン発展などの分野で協力を深め、良好な成果を上げている」と説明した。
中国アフリカ企業家大会はFOCACの枠組における中国とアフリカの商工界における最高レベルの経済貿易イベント。2003年の発足以来、3年に1回、中国とアフリカ諸国の持ち回りで開催され、これまでに7回開催されている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月4日
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